店舗のお金の管理はほぼ金庫で行われている事実

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店舗の売上金などお金の管理については、どんな業種であっても店舗内の金庫で保管をして翌日銀行に納めるか、もしくは夜間金庫に預けるかいずれかの方法を採用している場合がほとんどです。ただし近年になって、銀行も夜間金庫のサービスを縮小したり廃止をするような傾向にあるようです。そうした意味では、金庫の需要や役割というのは今後益々大きくなっていくように思います。しかも近年金庫の施錠システムについても、従来のアナログタイプの金庫よりもデジタルタイプの金庫の占める割合の方が随分と大きくなってきているために、安心性や信頼性が一段と向上しています。とくに、一般家庭向けの金庫の場合には、防盗性能よりも耐火性能に重きをおくという傾向にありますが、店舗や企業ともなると金庫に求められる点は、耐火性能だけでなく防盗性能も当然求められることにもなります。

また、店舗や企業向けの金庫の場合には、経営者を始めとして金庫担当者など複数の人間が金庫の開け閉めをするというケースも増えています。

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→ 金庫には警報機も取り付けられますよ

そうした状況にも対応できるように、金庫には複数の窓口があり、最終的には投入した現金が下段にある回収用保管庫に落ちるという投入式金庫も開発されています。従って、金庫の管理者は現金を投入するだけで、下段の売上金を回収する金庫は経営者だけが開け閉めできるという画期的な金庫になっています。さらに金庫を製造するメーカーでは、金庫に何らかの衝撃が加わると警報装置が作動するという金庫やテンキーによる施錠システムについても、4桁から16桁までの暗証番号を設定することができるような金庫が年々開発されてきてます。さらには、暗証番号の入力間違いを何度か行うと自動ロック機能が働くという金庫もあるようなのです。そうなると、銀行にあるATM機によく似ているようなところがあります。今後さらにデジタル技術が進歩していくと、防盗性能は益々強固になるでしょうね。